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撮影:遊佐ブランド推進協議会

10月2日に大物忌神社蕨岡口の宮で「矢部駿河守定謙」の冥福を祈るための「荘照居成祭」、式典と琵琶語りが行われました。
「なぜ矢部駿河守を遊佐で?」

ルーツは1840年の「三方領地替え」騒動。
(藩主の交代:庄内→長岡→川越→庄内)
「酒井の殿様を移動させないで欲しい」、庄内藩の民の誠実な想いに
南町奉行「矢部駿河守定謙」が異例の国替中止に貢献。

矢部定謙はこれをきっかけに幽閉。それに抗議し断食し54歳で亡くなった。

冥福を祈ると同時に
三方領地替え取りやめに尽力されたことに感謝するお祭りとして
矢部駿河守定謙の末裔今関さん、酒井家当主酒井忠久さん、
直訴など民衆運動の指導者 文隣和尚の玉龍寺住職佐藤さん